債権回収

貸付金、売掛金、賃料その他の債権の回収を行います。

 企業活動において売上を上げることの重要性は言うまでもありませんが、実際に企業に入金がなければ、つまり、債権の回収までできなければ利益につながりません。
 しかしながら、「債権回収」という業務は、どちらかというと後ろ向きな仕事というイメージで捉えられがちであったり、また、「債権の取り立て」という語感からか、気の進まない、抵抗感を抱きがちであったり、ということもあるようです。企業にとっては債務者とは、取引先、販売先、お客様でもあるということですので、そういった「お客さま」であるという意識が強く働き、適切な方法を講じるタイミングを逃してしまう、ということもあるようです。

債権回収の手前から最後まで、状況に応じた適切な手法をご提案します。

 一口に債権回収、といってもその守備範囲はとても広く、多様です。
 取引条件を有利にするための事前の交渉や、契約条項の作り込みから、担保や保証といった保全策をどのように講じるのか、といった、債権が発生する前の時点での対応から債権回収はスタートしていると言っても過言ではありません。債権回収においては迅速な対応が非常に重要になりますので、取引先の信用状態の悪化を察知したところで直ちに回収を実行できる状態になっているかを考えておく必要があります。
 そして、いざ支払いが遅延した場合も、任意交渉、督促においてどのような点に気をつければ良いか、回収の引き当てとなる財産をどのように探知するのか、といった実務的な面を含めたアドバイスを行います。
 さらに、仮差押え等の保全手続、債務名義(判決)の取得、強制執行(差押え)、といった法的手続による回収を選択するのが適切な場合とはどのようなケースなのか、事案に応じた適切な手法を選択し実行します。
 ときには、強制執行の方法なども臆せずに選択することも重要です。
当事務所では、債権回収の手前から最後まで、適切な手法をご提案し、実行します。